XM-FXニュース 2018年04 月04日 米関税にも関わらずリスクムード回復、ユーロ圏消費者物価指数に注目

XM-FXニュース 2018年04 月04日 米関税にも関わらずリスクムード回復、ユーロ圏消費者物価指数に注目

XM-FXニュース 2018年04 月04日 米関税にも関わらずリスクムード回復、ユーロ圏消費者物価指数に注目

為替予想に向けての値動き振り返り

外国為替市場: 昨日には、市場のリスクムードが回復し、米長期国債利回りが上昇したことにより、米ドルが大きく上昇しました。本日の米ドルは、昨日の上昇幅を維持し、大きな動きは見られませんでした。本日のNZドルは最も堅調推移した通貨で、対米ドルで0.35%上昇しました。NAFTA交渉合意観測により、昨日のカナダドルも上昇しました。

株式市場: アマゾンの先行きを取り巻くリスク後退、及び中国製品への関税が予想よりも小規模だったことにより、昨日の米株式市場は大きく回復しました。最も大きく回復したのは、ダウ工業株30種で、1.65%上昇しました。S&P総合500種とナスダック指数はそれぞれ1.26%と1.04%回復しました。S&P総合500種は、200日平均線を上回ることができたものの、現在の3主要株価先物指数が下落して推移していることから、一時的な回復となる可能性があります。

アジア株式市場は、昨夜の米株式市場の上昇基調を引き継いだものの、小幅な上昇でした。日経平均株価とトピックスは共に約0.1%上昇しました。香港市場は1.1%上昇しました。

欧州市場に関しては、主要株価先物指数が下落して推移しています。

コモディティ: エネルギー市場に関しては、本日の原油価格は下落しました。株式市場回復にも関わらず、WTI原油先物とブレント原油先物は約0.4%下落しました。本日、米エネルギー省が発表する原油在庫では増加が予想されていることから、オイルトレーダーは新たなロングポジション保有に慎重になっているようです。

市場のリスクムードが回復する中、本日のゴールド価格は昨日の下げ幅の一部を回復し、0.15%上昇しました。

主要な動き: 米関税にも関わらずリスクムード回復、中国側の反応に注目

昨日の市場のリスクムードの大きな回復により、米株式市場は上昇し、円やゴールド等のリスク逃避先資産は下落しました。米長期国債利回り上昇により、米ドルインデックスも回復しました。市場のリスクムード改善には3つの要因があります。

まず1つ目の要因は、NAFTA交渉への楽観的観測です。米国が早期解決を促しているとの最近のメディア報道は、カナダドルを上昇させました。

2つ目の要因は、トランプ大統領がツイッター上でアマゾンを頻繁に批判しているにも関わらず、トランプ政権内でアマゾンへの措置は協議されていなことです。これにより、アマゾンの株価は1.40%回復し、他の銘柄も追随して上昇しました。

3つ目の要因は、米国が中国製品への新たな関税を公表したものの、実際の規模は当初想定された規模を下回ったことです。想定の600億ドル規模に対して、500億ドル規模の関税が明らかとなり、市場のポジティブなサプライズが貿易問題への懸念を若干緩和させました。

中国が同程度に強力、且つ同規模の対抗措置に講じる可能性があるため、市場は中国側の反応に注目しています。市場は、中国が大豆や航空機等を新たな関税対象とする可能性があると見ています。実際に中国が新たな関税措置で対抗すると、市場のリスク選好ムードは再度後退し、株価とリスク逃避先資産の値動きは荒くなるでしょう。

その他のニュースでは、昨日にFOMCで投票権をもつブレイナードFRB理事が、よりタカ派的発言をしました。ブレイナードFRB理事は、財政刺激策により、今後数年間の米利上げは想定された「中間」水準を上回るとの見方を示しました。通常、ブレイナードFRB理事は慎重な姿勢を維持する為、楽観的発言が出たことは特に重要です。

豪ドルとNZドルはリスクムード回復により共に上昇し、対米ドルでそれぞれ0.1%と0.35%上昇しました。

本日これからの市場:  ユーロ圏消費者物価指数、米ISM非製造業景況指数、及び米製造業受注発表

GMT0830には、英3月建設業PMIが発表されます。翌日には、重要な経済指標である英3月サービス業PMIが発表されます。

GMT0900には、ユーロ圏3月消費者物価指数・速報値が発表され、2016年後半以来の低水準となった前月結果の前年比1.1%増から前年比1.4%増への改善が予想されています。ECBのインフレ目標2%達成前の利上げ実施に反対するECBメンバーの発言が、最近のユーロの上値を重くしました。本指標結果が市場予測を下回った場合、ユーロ安が一段と加速する可能性があります。コアでの消費者物価指数結果も注視されるでしょう。同時刻には、ユーロ圏2月失業率も発表されます。前月結果の8.6%から、2008年12月以来の低水準となる8.5%への改善が予想されています。

GMT1400には、米3月ISM非製造業景況指数、及び米2月製造業受注が発表されます。その前のGMT1215に発表される米3月ADP全国雇用者数も注視されるでしょう。ADP全国雇用者数は、金曜日に発表される非農業部門雇用者数の先行指標と見なされています。

エネルギー市場に関しては、GMT1430に米エネルギー省が発表する米原油在庫が注目されるでしょう。前回結果の160万バレル増加に対して、140万バレル増加が予想されています。

貿易問題に関するニュースは、引き続き株式市場に影響する可能性があります。

政策担当者の発言では、GMT1345のセントルイス連銀のブラード総裁、及びGMT1500のクリーヴランド連銀のメスター総裁の発言が予定されています。本日発言する2名のFOMCメンバーの内、2018年度に投票権を持っているのは、メスター総裁のみです。

テクニカル分析: EURUSDは約2週間ぶり安値付近で推移、短期的弱気相場の見通し

EURUSDは3月27日に1か月半ぶり高値1.2475ドルまで上昇後、大きく下落し、本日には2週間ぶり安値1.2253ドルまで値を下げました。現在のEURUSDは、1.2253ドルを若干上回る水準で推移しています。RSIは下落を継続し、短期的弱気相場を示しています。しかしながら、現在の所、緩やかな下落となっている為、下落相場の強い兆しは現れていません。

本日発表されるユーロ圏消費者物価指数が予想を上回る結果となった場合、ユーロが上昇するでしょう。この場合、11月11日から2月16日にかけてのフィボナッチリトレースメント上昇トレンドの23.6%上にある1.2318ドルがレジスタンスとして機能するでしょう。この付近には、1.23ドル、及び50日平均線上の1.2337ドルが控えています。

反対に、ユーロ圏消費者物価指数が予想を下回った場合、EURUSDは下落するでしょう。この場合、3月20日に記録した1か月ぶり安値1.2239ドル、及び昨日に記録した2週間ぶり安値1.2253ドルがサポートゾーンになるでしょう。一段と下落した場合、フィボナッチリトレースメント28.2%上の1.2170ドルを試す展開になるでしょう。

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