XM-FXニュース 2018年04 月05日 貿易交渉観測で市場回復、英サービス業PMIと米貿易収支に注目

XM-FXニュース 2018年04 月05日 貿易交渉観測で市場回復、英サービス業PMIと米貿易収支に注目

XM-FXニュース 2018年04 月05日 貿易交渉観測で市場回復、英サービス業PMIと米貿易収支に注目

為替予想に向けての値動き振り返り

外国為替市場: 本日の米ドルインデックス0.1%上昇しました。貿易問題への懸念が若干緩和したことにより、リスク逃避先資産の円への需要が低下し、ドル/円は0.25%上昇しました。

株式市場: 昨日の米株式市場は上昇して引けました。米国家経済会議のクドロー委員長による発言が、米中貿易戦争への懸念を緩和させました。ナスダック指数は1.45%、S&P総合500種は1.16%、ダウ工業株30種は0.96%上昇しました。現在、3主要株価先物指数が上昇して推移していることから、米株式市場の回復は本日も継続する模様です。

米株式市場の上昇基調は、アジア株式市場でも引き継がれました。日経平均株価とトピックスはそれぞれ1.5%と1.1%上昇しました。本日、中国と香港の株式市場は祝日により閉場となっています。

欧州市場に関しては、現在の所、主要株価先物指数は上昇して推移しています。

コモディティ: エネルギー市場に関しては、本日の原油価格は上昇しました。WTI原油先物とブレント原油先物は、それぞれ0.35%と0.45%上昇しました。市場のリスクムード回復、及び昨日に米エネルギー省が発表した原油在庫の低下が、原油価格を押し上げました。

本日のゴールド価格は、昨日の下げ幅を拡大させ、約0.5%値下がりました。市場にリスク選好ムードが戻って来たことにより、ゴールド売りの勢いが加速しました。現在のゴールド価格は、1オンス1326ドル付近で推移しており、3月29日記録した安値1321ドルを試す展開になる模様です。

主要な動き: 貿易交渉への期待により、リスク資産回復

昨日の金融市場は荒い値動きとなりました。まず、米国の対中国製品への関税に対抗して、中国政府が新たな関税を公表したことにより、市場が反応しました。中国政府は、大豆と航空機を含む106品目の米製品への課税を公表しました。市場はすぐに反応し、リスク回避の動きが強まりました。米株式市場は下落し、豪ドルやカナダドル等のコモディティ通貨だけでなく、米ドルも下落しました。一方で、円やゴールド等のリスク逃避先資産は上昇しました。

しかしながら、リスク回避の動きは長く継続しませんでした。米株式市場がスタートする頃には、米国家経済会議のクドロー委員長による発言により、市場のリスクムードが回復しました。クドロー委員長は、中国製品のへ関税措置は提案の段階であり、決定ではないと発言しました。また、中国側との積極的な交渉を期待していると述べました。これにより、市場のリスク回避の動きは後退し、米株式市場の終値は上昇し、リスク逃避先資産の終値は下落しました。

米中貿易問題の次の段階は非常に重要になるでしょう。両国が貿易交渉を開始した場合、貿易戦争に発展する懸念は緩和されるでしょう。更に、市場のリスクムード回復、及び株価とコモディティ通貨上昇に繋がるでしょう。反対に、新たな関税措置が講じられた場合、貿易戦争のリスクが上昇し、リスク資産下落とリスク逃避先資産上昇に繋がるでしょう。しかしながら、両国とも貿易戦争を望んでいなことから、貿易交渉のシナリオがより現実的なようです。米国は対中貿易関係での譲歩を引き出す為に、十分な措置を講じており、第1段階での目的を十分に果たしたようです。

本日の米ドルインデックスの0.1%の上昇を反映し、ユーロ/ドルとポンド/ドルは共に0.1%下落しました。昨日の英3月建設業PMIは予想外に脆弱な結果となりました。本日発表される英3月サービス業PMIも低調な結果となるかが注視されるでしょう。現在、英5月利上げの可能性は70%程度になっています。

昨日に貿易懸念の緩和で上昇した豪ドルとNZドルは、本日には対米ドルでそれぞれ0.3%と0.25%下落しました。

本日これからの市場:  英サービス業PMI、ユーロ圏生産者物価指数、ユーロ圏小売売上高、米貿易収支発表予定

GMT0830には英3月サービス業PMIが発表されます。サービス業は米GDPの80%を占めることから、本経済指標結果はポンド相場に影響を及ぼすでしょう。特に低調な結果により5月利上げ観測が後退すると、ポンド安に繋がる可能性があります。

GMT0800には、ユーロ圏3月マーケット総合PMI、及びサービス業PMIが発表されます。速報値ではなく、確報値の為、ユーロ相場への影響は限定的となる模様です。本日には、ユーロ圏最大の経済国であるドイツとフランスからもサービス業PMIが発表されます。

ユーロの値動きへの影響が考えられるその他の経済指標は、GMT0900に発表されるユーロ圏2月 生産者物価指数、及びユーロ圏2月小売売上高になるでしょう。

GMT1230に発表される米2月貿易収支は、最近の貿易問題を考慮すると、市場が注目するでしょう。米1月貿易収支では、9年以上ぶりの貿易赤字が浮き彫りとなりました。特に対中国での貿易赤字の顕著な増加が見られました。

GMT1230には、米週次新規失業保険申請件数、及びカナダ2月貿易収支が発表されます。

貿易問題、及び貿易問題による通貨と株価への影響が、引き続き市場の最大の関心となるでしょう。中国による対抗関税発表後、米国側が協議の可能性を残していることから、貿易問題へのリスクは落ち着いています。貿易問題懸念後退は、昨日の米株式市場上昇にも繋がっています。

テクニカル分析: GBPUSDは慎重な短期的弱気相場の可能性

4日連続の上昇を継続しているGBPUSDは、短期的強気相場の兆しが表れています。転換線と基準線がポジティブに推移していることも強気相場の兆しを示しています。しかしながら、ここ数日間の上昇幅がさほど大きくないことから、慎重な弱気相場に傾く可能性もあります。

本日発表される英サービス業PMIが好調な結果となった場合、GBPUSDは上昇するでしょう。この場合、転換線上の1.4127ドル付近がレジスタンスゾーンになるでしょう。

一方、英サービス業PMIが低調な結果となった場合、GBPUSDは下落するでしょう。サポートゾーンは、基準線上の1.4005ドル付近になるでしょう。この付近には、50日平均線の1.3978ドルと心理的節目となる1.40ドル台も控えています。

本日発表される米経済指標もGBPUSDの値動きに影響する可能性があります。

使っている口座

CTA-IMAGE 【オススメポイント】
①レバレッジが最大888倍
②ゼロカットにより資産マイナスには絶対ならない
③日本人利用者が一番多い
④XMアナの橘あおいさんが可愛い

FXニュースカテゴリの最新記事